ヤマト糊(でんぷん糊)について
-
ヤマト糊の主成分は何ですか?
-
タピオカでんぷんと水です。
-
アレルギー体質です。ヤマト糊に使用しているでんぷんを教えてください。
-
タピオカでんぷんを使用しています。
-
「こうさくのり」、「幼児のり」とヤマト糊の違いは何ですか?
-
でんぷんの濃度の違いです。小さいお子様が使用しても、糊の伸びが良く使い易いように、調製しております。
-
ヤマト糊に、他社製のでんぷん糊を混ぜることはできますか?
-
他社製品は絶対に混ぜないでください。水っぽくなったり、固まったりと変質しやすくなります。
-
ヤマト糊は、水で薄めることができますか?
-
水で薄めると接着力が低下します。そのままのご使用が接着に最適な状態に調製しております。
アラビックヤマト(液状のり)について
-
アラビックヤマトの主成分はなんですか?
-
石油を原料として合成された化学樹脂の一種であるポリビニルアルコール(PVAL)と水が主成分です。
※一部、PVAと表記されている商品もありますが、PVALと同じです。
-
「アラビックヤマト」の「アラビック」は、どういう意味なのですか?
-
昭和30年代まで、アラビアゴムの樹液を主成分としていた液状糊を、別名「アラビアのり」と呼んでいました。
この「アラビアのり」は、容器のビンを逆さにすると、海綿を通して、液状糊が染み出し、手を汚さなくても糊がつけられる便利なものでした。そこで、この「アラビアのり」のビンの使いやすさと、合成樹脂の糊の良さを合わせ、かつソフトタッチの新しい糊の開発に取り組みました。
そして、「アラビアのり」の名残を残しつつ生れたのが『アラビックヤマト』です。
-
「アラビックヤマト」はいつ誕生したのですか?
-
昭和50年(1975年)10月の発売以来、様々な改良・改善を重ねているロングセラーです。
その後、容量・目的に応じて、バリエーションもいろいろ増えています。
-
「アラビックヤマト」の特徴はなんですか?
-
何よりも、スポンジキャップです。
手が汚れず、ソフトタッチで指先感覚のなめらかな塗り心地は、スポンジキャップと‘のり’自体とのバランスにノウハウがあり、技術的に難しいものです。また、のり自体も乾きがはやく、接着力は抜群です。
環境に配慮し、再生材70%以上の「エコミュ アラビック」は、赤キャップで、品番先端に「E」が付いています。
スタンダードタイプのNA系列と、エコタイプのE-NA系列があります。
-
子供が誤って舐めてしまいました。大丈夫でしょうか?
-
万が一舐めてしまっても、多少であれば、問題ありませんが、水でうがいをしてください。
様子を見て、気分が悪そうであれば、念のためお医者様に診てもらってください。保管場所はお子様の手の届かないところに置いてください。また、接着以外には使用しないでください。
-
目に入ったり、皮膚に付いてしまった時はどうすればいいですか?
-
目に入った場合はこすらずに、大量の水で洗い流してください。
また、皮膚に付いたのりは、洗い流せば落ちますが、皮膚が弱い方など、稀にかゆみ、発疹を起こす可能性がありますので、ご注意ください。
-
洋服につけてしまったが、のりを落とす方法を教えてください。
-
水洗いが可能な生地でしたら、ぬるま湯につけ置いてから、軽く揉み洗いしてください。
クリーニングに出す時は、「PVAL(ポリビニルアルコール)が付いた」と相談してください。ドライクリーニングでは落ちません。絶対に行わないでください。
-
使う時、特に気をつけることはありますか?
-
抜群の接着力のため、のりが乾燥しやすくなっています。使用後は、外キャップをしっかり閉めてください。
また、長い間使用していないと、スポンジキャップに付着したのりが乾燥して固まり、外キャップが開けにくくなる場合があります。
使用頻度の少ない方には、スポンジキャップが乾きにくい「さかだち(NA-60)」をお勧めしています。
また、使用する機会が大変多い方には、経済的な「補充用(NA-960、NA-48)」のご利用をお勧めしています。
※「補充用」について
NA-50T、NA-50R、NA-150、AL-200、NA-300系には「補充用NA-960」、
NA-60系には「補充用NA-48系」をご利用ください。
-
スポンジキャップに付着したのりが固まって、のりが出なくなったのですが…
-
本体からスポンジキャップを外して、少し熱めのお湯(50度前後)に浸し(やけどに注意!!)、スポンジキャップからスポンジを外し、揉み洗いしてのりを落とします。
外キャップの内側に付着したのりは、同様にお湯で洗い落とすか、カチカチに固まっている場合は、スプーンなどで、引っかいて落とすこともできます。
-
補充しながら同じ容器を長く使っていますが、最近になってスポンジキャップや外キャップが閉まりにくくなり、スポンジが固まりやすくなったのですが…
-
キャップの開け閉めにより、ネジ山が摩耗して、閉まりが悪くなったものと思われます。このような場合は、新しい商品をお買い求めください。
-
新しく購入したのりが出てこないのですが…
-
スポンジキャップの内側に中栓があります。中栓を外してからお使いください。
補充用の場合は(NA-960系、NA-48系)、ノズルの先端をカットしてから、ご使用いただき、付属のオープナーで閉めて、保管してください。
-
外キャップを開けると、スポンジキャップも一緒に緩んでしまいます(開いてしまう)。
-
スポンジキャップの周り、外キャップの内側に、のりがベッタリ付いていませんか?のりの抵抗でスポンジキャップが一緒に緩みます。
スポンジキャップを本体から外してぬるま湯で洗ってから、スポンジキャップの突起部分と本体容器の溝がかみ合うくらいしっかりと閉めて装着し直してください。
※共外れ防止のために逆ねじになっている商品に「さかだち(NA-60)」もございます。
-
感熱紙に使用したいが、注意点はありますか?
-
感熱紙自体、保存に適しません。水分、光、時間経過などで印字が消える可能性があります。のりを使用する場合は、印字部分を避けて塗ってください。
-
「アラビックヤマト」ののりが、容器内で固まっています。(ゼリー状、ゲル状)解消方法はありますか?
-
のりが劣化(経時劣化)しています。使用はお勧めできません。
-
「アラビックヤマト」ののりが凍っています。
-
常温の水での解凍をお試しください。劣化によって元に戻らない場合もあります。
スティックのりについて
-
感熱紙に塗ると黒くなりますか?
-
今まで黒くなったとの連絡は受けていませんが、試してからご使用ください。(感熱紙は種類が多いため)
-
スティックのりの一番最後の溝(昇降皿)に入っているのりも使い切りたいです。
-
溝(昇降皿)は、のりが抜け落ちたりせず、最後まで使用できるよう、アンカーの役目をしています。
-
「カラーグルー(色消えスティックのり)」が、使用中に色がだんだん薄くなってきた。
-
この製品は、空気と触れると色が消えることが特徴です。そのため、キャップを開けっぱなしにしますと、のり色が薄くなってきます。こまめにキャップを閉めてください
ノンスリップについて
-
「ノンスリップ」を指に付けても紙が捲りにくいです。
-
指先に付けて、よくすり合わせてからご使用ください。
メモックロールテープについて
-
メモックロールテープ(紙タイプ)を貼って、コピーにかけると影が出ますか?
-
黄色と白色は影が出にくくなっていますが、コピー機の種類によって、影が出る場合があります。テストしてからご使用ください。
-
メモックロールテープのつめかえ方法を教えてください。
-
カッターの側面のフタを横に引いて取り外して、つめかえ商品を入れてください。(片側しか取り外せません。)
ビニールテープについて
-
ビニールテープの保管上気を付ける点はありますか?
-
直射日光をさけ、0~60度で保管してください。
-
ビニールテープの厚みを教えてください。
-
厚みは約0.2mmです。
-
コードに使用したいのですが、電気絶縁ですか?
-
電気絶縁です。
グラスデコについて
-
「グラスデコ」を早く乾かしたいのですが…
-
製品の特性上、「グラスデコ」は自然乾燥してください。
-
洋服に「グラスデコ」が付いてしまいました。
-
すぐに水洗いしてください。(時間がたつと落ちなくなります。)乾燥した場合は、アクリル樹脂であることを明示し、クリーニング店にご相談ください。
-
長時間ガラスに貼っていて、剥がせなくなりました。
-
貼られている箇所に傷がつかないよう気をつけながら、薄手の器具などを使用して少しずつ根気よく剥がしてください。
剥がす際に、温めてると溶けだし、冷やすと割れてしまうなど商品を損傷する可能性がありますので常湿の環境(室温25度)で行うようにしてください。
-
ガラスのキャンドルスタンドに「グラスデコ」を貼りたいのですが…
-
高温の場所に貼ると、作品が柔らかくなり、溶け出す可能性があるため、お勧めできません。(車内窓ガラスも不可。)
-
屋外で使用できますか?
-
退色や劣化の可能性が高いためお勧めできません。
-
「グラスデコ」をふちどる時、1本(22ml)でどのくらいふちどりができますか?
-
ふちどりとして使用した場合は、「1mlで60㎝」が目安となっております。
-
「グラスデコ」を貼る対象物について、気をつけることはありますか?
-
貼る対象物によって、はがしにくくなる素材(アクリル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、ABS)があります。
上記Q&Aでご不明点が解決できなかった場合は、
お客様ご相談窓口にメールかお電話で問い合わせください